「THIS IS ENGLAND」の概要

1980年代のイギリスが舞台、フォークランド戦争で父親を亡くしたShaun(ショーン)は、学校で父親のことをからかわれていじめられます。孤独を味わったショーンは、’スキンヘッズ’という仲間に出会い、仲間と過ごす楽しさを味わいます。しかし、仲間と交流していくうちに、民族主義にとらわれていき、イギリス社会の闇を体験します。

「THIS IS ENGLAND」のあらすじとネタバレ

フォークランド戦争で亡くした父親の形見であるベルボトムを履いて学校に行ったショーンは、時代遅れのベルボトムをからかわれ、喧嘩をしてしまいます。罰則を受けたショーンが落ち込みながら歩いていると、’スキンヘッズ’の青年たちと出会います。ショーンは悩みを打ち明けているうちに仲間がいる楽しさを感じます。仲間と同じスキンヘッドにしたり、お揃いのブーツを身につけ、スキンヘッズの仲間入りを果たします。

仲間の家でパーティーをしている歳、スキンヘッズの年上の少女に恋に落ちたショーンは、裏庭に誘いキスをします。そんな中、いきなりパーティーに刀を持った大男が襲撃してきます。襲撃してきた男は、かつてスキンヘッズのリーダー格であったCombo(コンボ)でした。

コンボが戻ってきたことで、グループ内の雰囲気が一変します。コンボは、アフリカ系の黒人に対する差別意識が強く、コンボの発言に反発したWoody(ウッヂー)とジャマイカ出身の黒人Milky(ミルキー)とで グループが分裂してしまいます。国のために亡くなった父親を思うショーンは、民族主義的なグループに残ります。

コンボ率いるグループは、移民敗訴を訴える政治家の集会に訪れます。自分たちは人種差別主義者ではなく、愛国主義者であるという主張に賛成するコンボ達ですが、帰りの車の中で、仲間の一人が反対の意見を主張すると、コンボは怒り狂い、暴力をふるって追い出してしまいます。
ショーンの自宅の近所にあるパキスタン人の経営するお店を襲撃したコンボ達は盗んだ商品をもって、その日18歳の誕生日を迎えるスメルの家へ向かいます。 誕生日パーティーで、ショーンはスメルに恋人になってほしいと伝えます。その頃、コンボが刑務所にいるあいだ、心の支えだったロルを待ち伏せ、告白しますが、ロルには「早く忘れたい」と拒絶され、悲しみに打ちひしがれます。そんな時、たまたまかつて仲間であった黒人青年のミルキーに会い、大麻を分けてもらいます。

大麻でリラックスしたコンボとミルキーは黒人音楽とスキンヘッズの文化のつながりについて語り合います。しかし、貧しいが愛にあふれた幸せな家庭環境で育ったというミルキーの話を聞くうちに、コンボは苛立ち始めます。ショーンはコンボをなだめようとしますが、仲間達はそれを止めず、ミルキーは血まみれになって意識を亡くしてしまいます。衝撃的な経験をしたショーンは、イングランドの国旗、聖ジョージを海に投げ捨て、かつて一人で過ごした場所に戻ります。

 「THIS IS ENGLAND」で英語学習のポイント

イギリスがテーマの作品なので、イギリス英語が飛び交いますが、スラングが多いです。「THIS IS ENGLAND」のテーマにもなっている民族主義は、今でも根深い問題ですが、あまり口にするべきではありません。イギリス英語を学習したり、作品を鑑賞する中で、当時のイギリスの社会背景、イギリスの階級制度や移民問題による貧富の差という視点を考えることができる作品です。

「THIS IS ENGLAND」のおすすめの視聴方法と学習方法

現在の英語力や「英語学習をしたいのか」、「純粋に映画やドラマの内容を楽しみたいか」によりおすすめの動画配信サイトは変わってきます。

時間がある方は

  • 英語音声+字幕なしで繰り返し見る
  • 英語音声+字幕なし→英語字幕あり→繰り返し見る
  • 英語音声+字幕なし→英語字幕あり→日本語字幕


といった方法でドラマや映画を視聴すると語彙力やリスニング力が鍛えられます。

管理人のオススメは英語音声+英語字幕で意味がわかるまで繰り返し見る!です。

英語字幕や日本語字幕の有無を参考にして、視聴する動画サイトを選んでくださいね。

「THIS IS ENGLAND」を視聴した感想

「THIS IS ENGLAND」では、80年代のイギリスファッションや音楽も見どころです。「THIS IS ENGLAND」では、民族主義がテーマで、イギリスの階級制度や移民問題による貧富の差など、今でも根付いている問題に考えさせられる作品です。イギリスの英語ではこう言った社会的背景が強く、イギリスの社会的背景を勉強するのに良い作品です。

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