「アラビアのロレンス」の概要

アラブ独立の前線にたった、英国のロレンス少尉の物語です。対立するアラブ軍とトルコ軍の戦いを収束し、アラブが独立することになりますが、同民族同士での争い、アラブ軍のためにアラブの民族衣装を来て奔走するロレンスですがイギリス軍からは理解されず、大切な仲間を失っていく虚しさが描かれています。

映画は3時間半にも及ぶ超大作です。T.E.ロレンスの自伝小説「知恵の七柱」や回想録を元にした作品です。監督は「戦場にかける橋」の監督デビッド・リーンで、爆破シーンは見応えがあります。


「アラビアのロレンス」のあらすじとネタバレ

1935月5月13日、英国のドーセットでバイク事故が起こります。事故でなくなったのは、アラブ独立の立役者トマス・エドワード・ロレンスでした。葬儀には多くの参列者が訪れましたが、彼を讃えるものと誹謗中傷するものに別れました。

1916年、イギリス領エジプト・カイロの英国司令部のロレンス少尉は、アラビア語が堪能でアラブ情勢に精通していることから、アラブ民族の情勢を調査するために3ヶ月の派遣に出向することになります。
スマン帝国からの独立を目指して反乱を指揮しているファイサル王子に会うため、案内人をつけてアラビア半島を旅していると、ハリト族のシャリフ・アリと出会います。井戸の水を勝手に飲んだ案内人をアリは射殺し、代わりにファイサル王子の元へ案内すると申し出ますが、ロレンスは断ります。
ファイサルの基地についたロレンスは、基地の前でイギリス軍のハリー・ブライトン大佐と出会います。目立つ場所に基地を構えていたファイサルの基地は、トルコ軍の空爆を受けます。ファイサル大佐は、軍事訓練することを提言してきますが、ロレンスは率直にイギリス軍の支配下になるだけなのでゲリラ戦をすることを提案しました。

ハウェイタット族と協力し、トルコ軍の主要拠点である港湾都市アカバを攻める作戦を立てます。しかし、アリはネフド砂漠を超えることは不可能だと言いますが、ロレンスとアリの率いる軍は短期間で砂漠を超える強硬手段をとります。アカバの手前でハウェイタット族の首長・アウダ・アブ・タイと会い、アカバに財宝があると嘘をついて協力を説得します。トルコ軍との戦いは苛烈を極めましたが、ロレンス率いるイギリス軍が攻略します。

ロレンスはベドウィン(アラブの遊牧民)の少年2人ダウドとファッラジを連れてカイロのイギリス軍司令部へ報告に行きます。途中、ダウドが流砂に巻き込まれてしまいます。ロレンスのアカバ攻略に居合わせた将校は驚きます。ロレンスは勲章を与えられ、少佐に昇格します。

アラブ軍は、イギリス軍から兵器の支援を受け、ロレンスはその後もアラブ軍の先頭に立って指揮をとります。トルコ軍の兵士や食料を運ぶ列車を爆破する作戦を結構します。作戦中、ファラッジは自己の過失で重傷を負ってしまいます。トルコ軍に捕まらないようロレンスはファラッジを射殺しなければなりませんでした。
トルコ軍の重要拠点・ダルアーに偵察に行ったロレンスは、トルコ軍に捕まり、男色家の将軍に辱めを受けます。

イギリス軍司令部の命令で、ダマスカス攻略を指揮することになります。ロレンスの部隊がダマスカスに到着すると、すでにトルコ軍の襲撃を受けたあとでした。怒りに狂ったロレンスは、トルコ軍を全滅させます。トルコの病院にいる200名の重症者を心配し、アラビア人の装いでロレンスは病院へ向かいます。しかし、そこに来たイギリス軍軍医は惨状に愕然とし、ロレンスを殴ります。

アラブ独立の目的を達成した、カイロのイギリス軍司令部にも、シリアの王位についたファイサルにもロレンスは役目を終え不要な存在となりました。ロレンスは大佐への進級と一緒に英国へ戻ることになります。

 「アラビアのロレンス」で英語学習のポイント

「アラビアのロレンス」のおすすめの視聴方法と学習方法

現在の英語力や「英語学習をしたいのか」、「純粋に映画やドラマの内容を楽しみたいか」によりおすすめの動画配信サイトは変わってきます。

時間がある方は

  • 英語音声+字幕なしで繰り返し見る
  • 英語音声+字幕なし→英語字幕あり→繰り返し見る
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といった方法でドラマや映画を視聴すると語彙力やリスニング力が鍛えられます。

管理人のオススメは英語音声+英語字幕で意味がわかるまで繰り返し見る!です。

英語字幕や日本語字幕の有無を参考にして、視聴する動画サイトを選んでくださいね。

「アラビアのロレンス」を視聴した感想

アラブ独立の立役者になったロレンスは、最後には評価されず利用された感じや、ロレンスの功績は、見る立場が変われば正義が変わること、しかし、ロレンスの民族ではなく、人間を愛し助けようとする姿に感動します。民族間の紛争に疑問が拭えない今でも、見てみたい作品です。