「イン・ディス・ワールド」の概要

2002年パキスタンの難民キャンプで育ったジャマールは、従兄弟のエナヤットの亡命を手伝うことになります。パキスタンからイラン、トルコ、イタリア、フランスを経由して、6,400km離れたロンドンを目指します。

主人公を演じた少年は、本名もジャマールという名前で、実際にペシャワールのシャムシャトー難民キャンプで生まれ育った少年です。監督に見出されて、映画の初出演します。ジャマール少年の演技指導はなく、デジカメで撮影された映像が生々しさを語ります。
撮影終了後、ジャマール少年は映画の出演料でロンドンで難民申請をしましたが、18歳までの滞在許可が下りただったようです。

「イン・ディス・ワールド」のあらすじとネタバレ

アフガニスタンとの国境近くにあるパキスタンのペシャワール地方の難民キャンプで育った15際の少年ジャマール。ジャマールは孤児で、地元のレンガ工場で働き、日給は1ドル以下です。ある日、ジャマールの従兄弟エナヤットを親戚のいるイギリスへ亡命させるために、密入国業者に行くことになります。エナヤットは英語を話せなかったため、ジャーマールが同行することになります。

ジャマールとエナヤットは、アフガニスタンの国境近くの町クエットに着くと、密入国業者に連絡をします。翌朝、トラックに乗って国境を超えますが、途中の検問所で見つかってしまします。エナヤットが持っていたウォークマンを賄賂にとして差し出します。難を逃れた2人は、イラン国境を超えた2人はイラン人らしい服装を着て、テヘラン行きのバスに乗ります。しかし、途中の検問所で2人がアフガンだとバレてしまい、パキスタン国境に送還されてしまいます。エナヤットが靴に隠していたお金を払い、2人は再びテヘランを目指します。無事にテヘランに辿り着いた2人は、数日隠れて過ごした後、トラックの荷台に隠れて移動します。

2人は、トルコ国境近くの村ヤクーに着きます。そこでは、村人のクルド人から温かく迎えられます。食事をもらい、子供がジャマールのために靴を買ってきてくれます。2人はトルコを目指して、警備の目を避けるため夜中に雪山を超えることにします。

トルコについた2人は、家畜のトラックで移動します。イスタンブールに着くと、密輸業者と連絡を取り、しばらく2人は現地の工場で働いて旅費を稼ぎます。しばらくして、貨物船のコンテナに隠れ、イタリア・トリエステへと向かうことになります。しかし、トリエステに着く頃には、エナヤットは脱水症状で無くなっていました。
1人だけ生き残ってしまったジャマールは、レストランで観光客のバッグを盗み、そのお金で、パリ行きのチケットを購入します。

ドーバー海峡近くのサンガト難民キャンプに辿り着いたジャマールは、ユシフという青年と出会います。ユシフは、ロンドンのレストランで働いていたと言い、一緒に行くことにします。ジャマールたちは、トラックの荷台の下に隠れ海底トンネルでイギリスに向かいます。ロンドンの難民キャンプに着いたジャマールは、エナヤットの父に自分だけが辿り着いたことを伝えます。

ジャマールはロンドンのレストランの仕事を得て、神に祈りを捧げます。

 「イン・ディス・ワールド」で英語学習のポイント

「イン・ディス・ワールド」のおすすめの視聴方法と学習方法

現在の英語力や「英語学習をしたいのか」、「純粋に映画やドラマの内容を楽しみたいか」によりおすすめの動画配信サイトは変わってきます。

時間がある方は

  • 英語音声+字幕なしで繰り返し見る
  • 英語音声+字幕なし→英語字幕あり→繰り返し見る
  • 英語音声+字幕なし→英語字幕あり→日本語字幕


といった方法でドラマや映画を視聴すると語彙力やリスニング力が鍛えられます。

管理人のオススメは英語音声+英語字幕で意味がわかるまで繰り返し見る!です。

英語字幕や日本語字幕の有無を参考にして、視聴する動画サイトを選んでくださいね。

「イン・ディス・ワールド」を視聴した感想

日本人にはあまりピンとこない亡命や密入国問題ですが、実際に欧州を旅していると考えさせられることがあります。映画の公開から17年経った今でも、中東や東欧では難民問題があります。私たちには想像もできないような、まさに命をかけて先進国を目指す姿になんともいえない虚無感を感じてしまいます。

おすすめの記事