「戦場にかける橋」の概要

1943年、ビルマ(ミャンマー)国境近くのタイのジャングルにある日本軍の捕虜収容所があります。クワイ河に国境をつなぐ橋をかける軍令が下り、捕虜となったアメリカやオーストラリアの兵士たちが過酷な労働を強いられています。ある日、大勢のイギリス兵捕虜がやってきて、待遇や橋の建設について揉めてしまいます。

作品の冒頭で、イギリス兵捕虜たちが口笛で奏でる「クワイ河マーチ」は世界でもおなじみで、アカデミー賞を始め、その年の映画賞を総なめにしました。

「戦場にかける橋」のあらすじとネタバレ

タイのジャングルにある日本軍の捕虜収容所があります。クワイ河に国境をつなぐ橋をかける軍令が下り、捕虜たちは過酷な労働を強いられています。過酷な環境の中、アメリカやオーストラリアの兵士たちが労働していますが、次々と倒れていきます。残っているのは、アメリカ海軍少佐のシアーズとオーストラリア人の兵士1人のみです。シアーズ少佐は、倒れた仲間を入院させるよう頼みます。

ある日、大量のイギリス兵捕虜がニコルソン大佐に率いられて連れられ収容所へやってきます。日本軍の斎藤大佐の前に整列します。斎藤大佐は、全員に鉄橋工事に従事することを命令します。しかし、ニコルソン大佐は、将校の肉体労働はジュネーブ協定違反だと主張しました。人手が必要な日本軍は、反抗的な態度をとるニコルソン大佐と数人の士官を懲罰房に入れます。
斎藤大佐の命令で、イギリス兵捕虜の軍医・クリプトンがニコルソン大佐の説得をしますが、ニコルソン大佐は主張を曲げません。その頃、アメリカ人捕虜のシアーズ少佐は収容所から脱走し、小さな村にたどり着きます。

イギリス人捕虜たちは、橋の完成が遅れるように手を抜いて作業します。2月を過ぎても、予定通りに作業が進まず、お手上げの斎藤大佐はニコルソン大佐に贅沢品を渡したり、道場を誘い説得を試みようとしますが、一向にニコルソン大佐は応じません。一方、傷が言えたシアーズ少佐は村でボートを手に入れ、川を下ります。
日露戦争の勝利を記念の恩赦として、斎藤大佐は独房にいたニコルソン大佐らを解放し、将校に肉体労働をさせないことを約束します。ニコルソン大佐が戻り、歓声をあげるイギリス軍捕虜と、その裏では斎藤大佐が悔し涙を流していました。

解放されたニコルソン大佐は、建設現場を視察します。すると、兵士たちにまとまりがないことや、建設場所の地盤が悪く、選定からやり直すように進言します。仏頂面の斎藤大佐でしたが、ニコルソン大佐の紳士的態度と合理的な助言を受け入れます。ニコルソン大佐が設計し、イギリス兵のみを労働に使うことが条件でした。ニコルソン大佐をはじめとして、イギリス人捕虜たちは労働にやりがいを持つようになりました。
軍医のクリプトンだけは、橋が完成することは日本軍の勢力を強めるもののため、当初の目的から離れていることを懸念します。

その頃、シアーズ少佐はセイロン島へ流れ着き、イギリス軍の病院に保養されていました。南国の美しい海と美女を楽しんでいたところ、イギリス軍の特殊部隊のウォーデン少佐に、タイで日本軍が建設している橋を爆破するという任務に誘われます。祖国に帰ることを心待ちにしていたシアーズ少佐ですが、アメリカ軍、イギリス軍の両軍に脱走の途中で身分を偽り中佐を名乗っていたことがばれ、爆破に協力するしかなくなります。シアーズ少佐とイギリス軍のウォーデン少佐、カナダ人兵士のジョイスは、現地女性の協力を得ながら捕虜収容所へと向かいます。途中で、現地女性を襲おうとした日本人兵士と交戦した際にウォーデン少佐は足を負傷してしまいます。人命を優先したシアーズ少佐たちは、ウォーデン少佐を担架で運ぶことになりました。
橋は完成期日が目前になり、さらに労働力が必要になったニコルソン大佐は、治療中の患者の中から症状の軽い兵士を志願させ労働させました。これにはクリプトン医師も、斎藤大佐も驚きます。
その頃、ジャングルを進んでいたシアーズ少佐たちも、鉄橋の建設現場にたどり着きます。

橋は期日よりも1日早く完成しました。その夜、完成を祝って祝杯をあげている中、シアーズたちは橋に爆薬を仕掛けます。
翌朝、川の水位が下がっていたことで、点検をしていたニコルソン大佐は異変に気がつきます。橋に爆弾が仕掛けられていることを斎藤大佐に伝えます。爆弾のケーブルを辿っていくと、爆弾のスイッチを任せられていたジョイスにたどり着きます。飛び出してきたジョイスにナイフで斎藤大佐が刺され、シアーズたちと日本軍との銃撃戦になります。爆弾のスイッチを押そうとするジョイスとニコルソン大佐がもみ合います。もみ合いを見たシアーズ少佐は対岸から泳いで川を渡ろうとしますが、銃弾に撃たれてしまいます。日本兵が打った銃弾がジョイスに当たります。迫撃砲の爆風でニコルソン大佐は起爆スイッチの上に倒れこみ、列車と橋は爆発してしまいます。

思わぬ形で橋が爆破され、死体が散乱するという惨劇です。爆発音をきいて駆けつけたクリプトン軍医の「狂気だ」という叫びで終わります。

 「戦場にかける橋」で英語学習のポイント

「戦場にかける橋」では、日本兵、イギリス兵、アメリカ兵などが出てくるので、様々な英語が聴けます。

「戦場にかける橋」のおすすめの視聴方法と学習方法

現在の英語力や「英語学習をしたいのか」、「純粋に映画やドラマの内容を楽しみたいか」によりおすすめの動画配信サイトは変わってきます。

時間がある方は

  • 英語音声+字幕なしで繰り返し見る
  • 英語音声+字幕なし→英語字幕あり→繰り返し見る
  • 英語音声+字幕なし→英語字幕あり→日本語字幕


といった方法でドラマや映画を視聴すると語彙力やリスニング力が鍛えられます。

管理人のオススメは英語音声+英語字幕で意味がわかるまで繰り返し見る!です。

英語字幕や日本語字幕の有無を参考にして、視聴する動画サイトを選んでくださいね。

「戦場にかける橋」を視聴した感想

武士道の信念を持つ斎藤大佐や、’ジュネーブ協定違反になる’として将校は労働しない と主張するニコルソン大佐、その後ニコルソン大佐とイギリス兵たちが目標を持ち、反国とにもなってしまうはずの鉄橋工事に精を出すことや、個人の幸福を追求するアメリカ兵のシアーズ少佐。それぞれの国の価値観が違うことがうかがえる映画です。

おすすめの記事